先日の日記の続きで、
forestのM3頒布CD『
flower.』の感想を。
そこそこ長くなったような気がするけど折りたたみ式にはせずにそのままで。
■CDの内容物(冒頭の画像)
・ライナーノーツ(左上)
・収録曲目&スタッフリスト(中央)→表はCDジャケット
・両面フルカラー歌詞カード(右上)
・封入率50%くらいの当たりカード(歌詞カード上)
・帯(中央左)
・CD(中央下)
他に会場特典の
レンチキュラーカードとペーパーが一枚。
カードは以前配布したらしいポストカード絵柄と4人娘の個別バナー絵の組み合わせで、
カード裏面にはボーナストラック「flower」の歌詞が手書きで書かれています。
こういう作りのカードを見るのは初めてではないけど「レンチキュラーカード」という名前だったのか。
■収録曲◇Let's Go !
CMムービーでも一番最初に流れたこの曲は軽快な曲調で一曲目にはピッタリです。
僕はサイトに訪れてから個別の試聴をする前にCMムービーを見たのですが、
それまでのオルゴール調の静かな音楽をBGMに真っ白な画面にテロップが流れる場面から一転、
僕好みの適度に雲が浮かぶ青空をバックにこの曲が流れたときは感激。
とにかく曲全体が明るくポジティブに作られていて何も考えずに聴けます。
◇Regret
冒頭の「あなたの歌う歌」=「Regret」か?
この曲は感想を書きにくい(^^;
◇The pain still left
注意して聴いていたら歌詞カードと違う部分を一ヶ所発見。
前後の歌詞との関連を考えると歌詞カードの方が間違っているのでしょう。
「この部屋」と「あの部屋」ではどちらを取るかで歌詞の意味が結構変わってくる。
◇夢の都
>
ちょっと不思議な世界を曲から感じ取っていただければ幸いです。と、作曲をした方がライナーノーツで語っているように不思議な曲です。
『flower.』の収録曲の中では異色な存在ですが嫌いな曲というわけではない。
この曲を作曲した方は「Regret」も担当されていますが、あちらはそれほど不思議ではないかな。
「夢の都」を不思議な曲と感じるのは曲調だけではなく歌詞の影響も少なくなさそう。
聴いていると砂漠要素は皆無なのに何故か砂漠地域のイメージが浮かんでくる。
◇消えないキオク
これから訪れる季節が舞台。
やはり雪道と足跡は二つでひとつですな。
最初の方では「小鳥が独り」、最後は「小鳥たちが」
これはそういうことなのかと思ったけど違うな、多分。
◇ひとしずく
「Let's Go !」を聴いた時点で購入を検討していましたが、
CMムービーでこの曲のサビが流れた瞬間に「このCDは必ず購入しよう」と決心しました。
とにかく曲は好きだし歌詞もとても好みで良い曲に出会えたなぁ、と。
プレイヤーズ王国でフル視聴ができるそうなので是非。
Web上で再生するためには「MidRadio Player」をインストールする必要があるみたいですけど、
WebからダウンロードしてPC上で聴く分には専用ソフトは要らないみたいです。
フツーは逆じゃないかなとも思うけど、余計な手間が掛からないので個人的には好印象。
◇Calling
何て言うかカッコイイ曲。
「The pain still left」同様に切ない歌ではあるけど、
こちらはその場に立ち止まることなく前へ前へと進んでいく疾走感がある。
◇tip top
曲名でもあり歌詞の中にも度々出てくる「tip top」は「最高」の意と捉えていいのだろうか。
どういった意味の解釈をすればいいのか気になって仕方がないのです。
曲自体は一曲目の「Let's Go !」から7曲ぶりに明るいタイプの歌で、
これまでの切ない曲で沈みかけた気分がこの曲を聴くことで上向きになっていく。
立ち位置的にはED曲のような感じと捉えた。
◇LONG WAY FROM HOME
序盤の寂しさ漂う歌詞がサビの部分から前向きな歌詞になっていくところが好き。
CMムービーがこの曲のフェードアウトで終わっていくのがまた良いんだ。
「tip top」がED曲なら「LONG WAY FROM HOME」は特別なED曲。
この曲からは『
WAVC』収録の「Alone The World」に似た雰囲気を感じます。
主に同曲の「ヒロイ・ヒロイ・コノセカイニ(略)」の辺りと。
◇flower
エピローグ的な曲。
キャッチコピーの「今 この時間 キミは一人じゃない」を表したような歌詞。
歌詞自体は購入特典のカード裏側に書いてあるので歌詞カードには書かれていないけど、
ブログに書いてあったように難しい歌ではないので聴きながら書き起こし可能ですな。
■終わりにジャケ絵だけを見ると明るい曲ばかり収録されているようなイメージがあるけど、
実際に聴いてみると明るい曲と言えそうなものは意外にも「Let's Go !」と「tip top」くらいかも。
では他の曲は暗い曲なのかというとそうではなく、印象としては切ないけど前向きな曲で、
殆どの曲は歌詞に「繋がり」を連想させるような単語が含まれている気がする。
中でも「ひとしずく」はそれを最も表現している曲ではないかと。
最初は『flower.』を聴くのは最後の楽しみにしようと思っていたのですが、
M3では約30分で完売&委託分も一週間ほどで完売してしまったので優先順位を変更しました。
試聴の段階で「これは紹介したい」と考えていたので一度限りの再販までには書くぞ、って。
同人音楽が嫌いでないなら、とりあえず騙されたという前提で試聴してみてくださいな。
ファイルのダウンロードが面倒な場合はクロスフェードデモ的なCMムービーの視聴を。
むしろCMムービーの方を個人的に推奨したいところです。
最後にバナーをペタリと。
4人娘(+1人)の中では「さくら」がお気に入りなので単独バナーにしようかと思ったけど、
4人が一枚の絵に収まっている方がよりキャッチコピーが栄えそうなので勢揃いVerで。
再販は11月の頭頃だそうなので興味を持たれた方は是非。